なぜ、牛や子牛を焼いたり叩いたりするのに税金が必要なのか?
和牛や乳牛を研究対象として扱う茨城県畜産センターは、公的資金で運営されている施設であり、牛にとってのこの世の地獄です。
新しい調査映像では、作業員が子牛の頭に熱した鉄をねじ込んだり、牛を激しく蹴ったり叩いたり、金属製の道具で動物を突いている様子が映っています。当然、思いやりのある人々は、自分たちのお金がこのような虐待の資金として使われていることに憤慨しています。茨城県畜産センターは、最新のデータによれば、納税者や公的資金から1年間で9億円以上の資金を受け取っています。そこでPETAは、農林水産省に茨城県畜産センターへの資金提供を打ち切るよう求める書簡を送り、茨城県には動物虐待を支援する資金を監査するよう要請しています。また、肉や乳製品を断つことで、この地獄のような繁殖施設から資金をそらすことができるため、ヴィーガンの肉製品や植物性ミルクに切り替えるよう、一般の人々に呼びかけています。
ある告発者が2022年に3カ月にわたって記録した衝撃的な映像によって、日本の食肉・乳製品産業で何が行われているのかが世界に公開されました。その映像は、作業員が泣き叫ぶ子牛の頭に煙の出る鉄を押し込み、角の組織を取り除く様子を捉えたもので、子牛は恐怖で目を見開き、作業員の重みで首や顔を押しつぶされながらもがいています。
この映像には、恐怖のあまり排便しているように見える別の子牛も写っており、その苦しんでいる子牛の上に複数の男たちが座っています。別の事例では、作業員が牛の横腹を殴り、頭を蹴り、頭を叩き、足や背中を踏みつけています。また、牛の傷つきやすい乳房や顔を木の棒で叩いて、牛を動かそうとする事例もありました。
機会さえあれば、牛は家族や友達と有意義な関係を築く育ての親となります。しかし、食肉産業や酪農業のために育てられた牛のほとんどは、集約的に監禁され、畜産では子牛は母親から強制的に引き離されるため、哺乳するなどの最も基本的な欲求を満たすことができません。牛には生まれつき角になる組織がありますが、多くの農家は、熱した鉄、苛性化学物質、鋭い金属製のスコップ、刃物、のこぎりを使って、牛の頭蓋骨から繊細な角の組織や角そのものを除去しています。この処置は、通常、痛み止めを使用せずに行われます。
私たちが何かしない限り、食肉産業や酪農業は、肉や乳のために牛を搾取し続け、茨城県畜産センターのような施設は牛を強制的に研究対象にし続けるでしょう。動物たちに痛みや苦しみを味わわせない最も確実な方法として、今日からヴィーガンでいきましょう。